2009-01-01から1年間の記事一覧

A Happy New Year !

2010年が明けた。 09から10へ。 見た目にも大きく感じが変わった。 一桁から二桁へ。 新しいステージが始まった。 みんな、元気でいこう。

ただいま。

クリスマスイブの昨夜。 ゲームに興じる家族を尻目に、9時頃から寝入ってしまった。 12時過ぎに起きて、夜のフルコース(体操・入浴・下着の洗濯)を済ませたら2時寸前。 布団に入ったら、すごく眠いんだけど眠りにくいという状態になった。 それで、かなり…

キャンドルサービス

中学高校と大学も、ミッションスクールに通ったおかげで、クリスマスの思い出には事欠かない。 中学1年の、初めてのクリスマス礼拝の前に、一枚のプリントが配られた。 そこにはキャンドルサービスのための手持ちの燭台の作り方が書いてあって、各自それを作…

元気でいること

例によって道でよく人に会うわたしだが、必ずといっていいほど「元気そうね」といわれる。 最近はともかく、PTAに専心していたころは、毎日ぼろぼろに疲れていて、自分ではとても元気とはいえない状態だったのだが、それでも、会う人会う人「相変わらず元気…

遅れてきた『24』

先月半ば、知人から、あの、『24』のシーズン1のDVDを全作一気に貸してもらって以来、いったい何年遅れかという「24祭り」に毎夜参加している。キーファー・サザーランドは『スタンド・バイ・ミー』でリヴァー・フェニックスの不良の兄ちゃんだった。 いい不…

清月堂ライクス

空間が失われたことが、人を失ったのと同じくらい悲しいことがある。 わたしは品川で生まれて育ったが、両親が家を越したためにそこには実家がない。 千葉県の転居先には14年経ってもなじめず、品川にいっても落ち着く場所がないのがつらい。 いまでは、わた…

愛玩物

ぬいぐるみはモヘアに限ると思う。 純毛でないと愛せない。 おのずと外国製のものに走る。 ドイツの老舗シュタイフ。 お茶目なイギリスのメアリーソート。 シュタイフでわたしがいま愛玩しているのは、プリンセス・モーリー・ベアのはちみつ色。 いちばん小…

再会の季節

高校時代のボーイフレンドと再会した、という話を、このところ、高校時代の同級生からいくつか聞いた。 わたしたちは中学高校続いた女子校に通っていたから、高校時代のボーイフレンドというのは、たいてい同じような6年続きの、男子校の男の子たちだった。 …

カミングアウト

告白すると、わたしはこれまでに外国にいったことがない。 こどものころから乗り物酔いがひどく、20代になっても、新幹線はこだましか乗りたくなかった。 ひかりやのぞみは、酔っても途中で降りられないのが怖かった。 (実際にはしかたなく乗って、酔うこと…

有楽町線

銀座一丁目に用事があって、有楽町から東京メトロの有楽町線に乗った。 有楽町駅の日比谷口に出て、交通会館を見ながら地下に入る。 この日は工事で駅のすぐ前の入り口が使えず、交通会館そのものから入ったのだけれども、風景としては、高校2年から卒業まで…

師匠

わたしは、こどものころから落語が好きで、大学の後半から数年間は、立川談志師匠の数少ない女性ファンとして、落語会や独演会をおっかけていた。 師匠に「風」こと手拭を贈ると、わたしがいく日に高座で使ってくれるなんてうれしいことも数々あった。 いま…

忘れちゃった...

わたしの好きな男性のタイプというのは、ひとことでいって一般的ではなく、たとえば俳優では誰、と聞かれて説明しても、よほど映画好きの人でなければ「ああ、あの人ね」とはならない。 なったとしても、そのあとに「どうして、あの人?」とさらに問われる場…

森ガール

不覚にも知らなかった、この言葉。 ちかごろ流行る女の子のファッションとライフスタイルの一種で「森にいる女の子みたいな(女の子)」という意味らしい。 ふわふわしたスカートやワンピースを好み、小物も手作りニット帽やファーの襟巻きなど、アクセサリ…

恋人よ我に帰れ

街でときどき見かける素敵な女性がいる。色白で顔は古風な卵型、背丈は155くらい。 服の趣味がノーブルで、といってアウトオブデイトなところはなく、たたずまいが柔らかい。 年はわたしより少し上かな、と思うということは、同じ年頃かちょっと下かも。 自…

名前の由来

「羽生さくる」というペンネームは、単行本デビューのときに自分でつけたものだ。 スイカズラの英名Honeysuckleをもじって、2分で考えた。 honeyの発音で素直にいけば「はに」だけれど、それが本名で昔から有名な一族がいるので使えない。 もじりついでにち…

Love and Light

夢に出てきたリキュールの色を、オーラソーマで探してみた。 オーラソーマ。 香水瓶に似た四角のボトルに、二色の比重の違うオイルが満たされている。 上半分の色と下半分の色は、撹拌しない限り混ざらない。 直観でボトルを選んでいまの自分を知るという、…

ブリリアント!

街で赤ちゃんを見るのが好きだ。 彼らは生きる喜びの固まりのようだ。 どの子もみんな、かわいらしく、いとおしい。わたしは、幸いにも、男の子と女の子の両方を育てることができた。 そのおかげで、男の赤ちゃんを見ても、女の赤ちゃんを見ても、ああ、そう…

イタコ

10代の頃から、わたしは他の人と比べて、街なかで知り合いと遭遇する率が非常に高かった。 「生きてる人を呼ぶイタコ」と称されたこともあった。近視じゃないから、いつもきょろきょろしているから、なんとなく敏感だから、など、いろいろな理由を自分で考え…

切り替え

なんにもしてないのに、疲れ気味。 どういうことだろう。 ちょっと立ち止まるポイントかしら。 ささいなことでめげたりして。 頭は考えすぎでぱんぱん。 でも、そのさなかに「かちゃっ」と音が聞こえた。 いままでのことが遠くなった。 これからのことは、こ…

リアル・タームズ

昨夜、娘と見ていた『乙男』のついでに『リアルク・ローズ』を見はじめたら、面白くて、引き込まれた。 嫌いな世界じゃないなあ。 顧客への誠意と駆け引きのバランス、友情と商売のバランス、熱意と知性のバランス、どこを取ってもけっこういかすではないか…

先代とわたし

きょうは母と会った。 きのうは父の誕生日だった、と、母もいっていた。 父の好きだったお刺身を、仏壇にもちょっとだけあげて、自分はたくさん食べたそうだ。わたしたちは三人家族だった。 バックグラウンドにはいろいろあったが、両親とわたし、という関係…

Happy Birthday!

きょうは昨年亡くなった父の誕生日。 生きていたら90歳、卒寿だった。父との年の差が、一年ずつ縮んでいく。 それが不思議に思える。わたしの最初の恋人は若くして亡くなり、7つ上だったから、7年後、わたしは彼の年を追い越した。 それ以来、彼の届かなかっ…

11月中旬から下旬の気温

自分の気持ちを言葉にすることを、ながーいこと習慣にしているので、人とのつきあいも、言葉を先頭に立てて行っているように思う。人は、言葉を発する生き物だけれど、それ以前に、肉体を持った、切れば血の出る、温かいもの、である。 心が温かいか冷たいか…

チャージ完了

「エネルギーの交換」という言葉を、最近3人の友人からつづけて聞いた。 「人と人とのエネルギーの交換」という意味で。 「交流」といいかえてもいいだろう。 互いに流れあう。 こちらからあちらへ。 あちらからこちらへ。「愛」という言葉を使うと、それこ…

両目で

半分の言葉を取り戻して二日め。 なんだか、初めて両目でものを見ているような気がする。 それと同時に、これまで片目をつぶって見ないようにしていた、自分の「よくない」感情とも、否応なく対面させられている。たとえば「いやだ」ということが、はっきり…

言葉半分

いままで、わたしは言葉を「半分」しか使ってなかったことに、きょう、気がついた。 言葉を「いい言葉」と「わるい言葉」に分けて、「いい言葉」だけで書いたり考えたり話したりしようとしていた。はずかしい。 そんなわたしが、文章を書いています、なんて…

白い建物

夏の終わり、母の郷里を25年ぶりに訪ねた。 父の一周忌の帰りに一晩叔母の家に泊めてもらったのだ。 翌朝、タクシーを待っていた通りの向かい側に、見覚えのある建物があった。3階建てで横長のコンクリート造り。 奥行きがなくて、薄い。 1階には小さな商店…

I met him.

この前の日曜日、高校で英語を教えてくださった先生が亡くなった。 96歳。 かねてより、姪御さんとそのご家族のもとで厚い介護を受けていらしたが、「ねむり姫のような」数日のあとで、静かに旅立たれたそうだ。きのう、教会で行われた葬送式に、わたしも参…

そのせいだったのか

一日に何度となく、コーヒーを飲み、紅茶を飲みしている。 つい先週あたり気がついたのだけれど、その何度かのあいだで連日唇をやけどしているらしい。口紅を塗るとき、上唇のまんなかあたりがどうも腫れているな、白っぽくなってるな、と気になっていたのは…

筆記用具

文章を書くにあたっては、筆記用具にもついこだわる。 おあつらえむきに、いきつけのカフェの隣は文房具屋さん。 そこに寄って、ペンのインクの替えを買ってから、あるいは、原稿用紙やノートを買ってから、おもむろにカフェに移動する日もよくある。原稿用…